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常陸秋そばとつけけんちん
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- さまざまな味が楽しめるつけけんちん
「常陸秋そば」は常陸太田市金砂郷地区発祥のソバ。良質な味と香りが全国のそば職人から高い評価を受け、そば通の間で絶大な人気を誇る。
金砂郷地区に伝わる在来種を1978年から80年にかけて選抜育成し、収量や粒ぞろいなどが向上。85年に県の奨励品種に採用された。現在県内で生産されるソバはほとんどが「常陸秋そば」。
発祥の地である同市内では、山間地特有の昼夜の気温差が大きい気候と、傾斜地に開墾された畑の土壌を生かし盛んに栽培されている。8月中旬に種をまき、9月中旬には白いソバの花が里山を彩る。毎年11月には「常陸秋そばフェスティバル里山フェア」など、新そばを味わう催しが各所で開かれる。
「つけけんちん」は、けんちん汁にそばをつけて食べる郷土料理。汁は、大根、ニンジン、サトイモ、こんにゃく、豆腐などを炒めてだし汁を入れ、みそやしょうゆで味付けをする。家庭や店ごとにさまざまな調理法や味付けがあり、郷土の味となっている。
◆主な意見
・震災前に作って、その後何日間も食べた。たくさんの野菜が摂れて温まる。食べ応えもあり美味しい。家庭によって味も異なり嬉しい。後世に残したい。
・東京でおいしいと思えるそばに出会ったことがない。そばの味・風味が優れていることを感じた。
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