つくば霞ケ浦りんりんロード

【県南】・【鹿行】

春は桜並木も楽しめる「つくば霞ケ浦りんりんロード」＝土浦市下坂田

　霞ケ浦と筑波山－。本県を代表する二つの観光名所を結ぶ全長約１８０キロのサイクリングコースが「つくば霞ケ浦りんりんロード」。長距離ながら平たんで、初心者や家族連れが楽しめるコースは全国でも珍しく、「日本一のサイクリング環境」との呼び声も高い。

　コースの中心は、旧筑波鉄道跡を舗装した自転車歩行者専用道「つくばりんりんロード」（桜川市－土浦市）と、霞ケ浦湖岸の「霞ケ浦自転車道」（土浦市－潮来市）を接続した計約８１キロの自転車道。さらに霞ケ浦湖岸の市町村道などがつながる。

　利用者に向けた沿道でのサービス拠点として、ＪＲ土浦駅東口には「サイクルステーション」が開設され、更衣室やコインロッカー（有料）、足などを洗う「洗い場」、自転車を立て掛けるサイクルラックなどがそろう。かすみがうら市の歩崎公園「かすみキッチン」は地元食材にこだわったメニューが売り。ワカサギやシラウオ、ブランド豚の料理や、ナシ・イチゴのデザートが味わえる。


◆主な意見
・県南を代表する筑波山と霞ヶ浦を結ぶサイクリングロードは日本一の距離となる。周辺の整備を進めれば一大観光スポットになる可能性を秘めている。

【ＬＩＮＫ】
観光いばらき（茨城県公式観光情報サイト）