伝統
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
鵜の岬と国民宿舎
【県北】
- 海面から約12メートルの断崖絶壁にあるウミウ捕獲場
日立市北部にある伊師浜海岸は日本の白砂青松百選に選ばれ、全国唯一のウミウ捕獲地や、1989年度から国民宿舎利用率全国1位を続ける国民宿舎「鵜(う)の岬」などがある。
ウミウ捕獲場は国民宿舎の遊歩道先にある。約90メートルのトンネルを抜けると、海面から約12メートルの断崖絶壁に造られた幅約3メートル、長さ約12メートルの「鳥屋(とや)」で捕獲が行われる。捕獲したウミウは岐阜県長良川の鵜飼いなど11カ所に供給。2005年から捕獲に支障のない時期(1~3月、7~9月)に一般公開している。
国民宿舎は97年に8階建ての新館が完成。客室58室、レストラン、大広間、会議室に太平洋を一望できる展望温泉大浴場を備える。恵まれた自然環境、県産品を使った料理、アットホームなサービスが支持されている。
日立市立十王中学校の「十王鵜鳥舞」は、旧十王町の合併を契機に始まったオリジナル芸能。プロの芸能集団の指導を受け、生徒たちのアイデアを取り入れ完成。鵜飼いや十王の名の由来などが盛り込まれている。
◆主な意見
・宿泊施設では26年間稼働率日本一を誇り、日立市の宝となっている
・日本伝統の漁法の主役である鵜を供給する貴重な役割を保持する為
【LINK】
茨城県国民宿舎鵜の岬