観光・特産品

【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。

干し芋

【東海村】

冬場に行われる干し芋作り=東海村
冬場に行われる干し芋作り=東海村

 全国1位の生産量を誇る本県産の干し芋。明治期に、発祥地とされる静岡県から本県に入ってきた。サツマイモを蒸して乾燥させた食品で、11月から2月ごろまでが干し芋加工の最盛期を迎える。県内では、ひたちなか市と東海村が主な産地として知られている。

 中でも東海村は村のマスコットキャラクターにサツマイモをイメージした「イモゾー」を採用し、干し芋もアピールしている。毎年11月23日に村内で開催される「I~MO(いーも)のまつり&産業祭」はサツマイモが主役の県内唯一の祭りだ。

 干し芋に使われるサツマイモは主に2種類。昔から主力品種のタマユタカに加えて、最近は加工時の色が良いとされるベニハルカがシェアを伸ばしている。

 干し芋には食物繊維やビタミンB1、ビタミンC、カリウムなどの成分が含まれる。便秘を解消したり、コレステロールを低下させる効果がある。また、合成着色料や保存料などを使わない無添加食品で、体に良い保存食だ。


◆主な意見
・干しいもを作っているところを通るといい匂いがするから(小4)
・村の特産品。よそにはない。とてもおいしい。バターをのせてオーブンで焼くとさらにおいしいですよ(中1)

【LINK】
東海村観光協会