観光・特産品
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
鉾田のメロン
【鉾田市】
- 春メロンを収穫する農家。生産量は日本一を誇る=鉾田市内
鉾田市が日本一の生産量を誇るメロン。1963年ごろ、サツマイモや落花生に替わる作物としてプリンスメロンを試作したのが始まり。贈答品として瞬く間に爆発的な人気を集め、地域一帯に栽培が広まった。温暖な気候と太平洋の潮風、水はけの良い肥沃(ひよく)な大地が栽培に適していた。
77年ごろにはアンデス、アムスの網目系メロンが栽培の主力になり、82年に旧旭村が県銘柄産地指定の第1号となった。ただ、ビニールハウス栽培は温度管理が大変で、生産者の高齢化を背景に葉物野菜などへ転換する農家が多くなった。
それでも耕作面積約527ヘクタールを誇り、アンデスやクインシーなど年間1万5千トン以上を出荷。メロンを使った菓子はサブレやようかんがあり、市内農家が独自に商品化したメロンバウムクーヘンも人気だ。JAや観光農園でメロン狩りも行われている。
今年6月の全国メロンサミットでは産地間連携の一つとして「メロンの日」を制定。県内産地は「6月6日」に統一された。
◆主な意見
・メロンがなければ鉾田市が目立たない(小5)
・鉾田の名産品としてあり続けてほしいから(中1)
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鉾田市観光協会