観光・特産品
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
江戸崎かぼちゃ
【稲敷市】
- 水洗いされ出荷を待つ「江戸崎かぼちゃ」=稲敷市
「江戸崎かぼちゃ」は稲敷市を中心に生産され、完熟になってから収穫・出荷を行うため、ほくほくとした食感と甘味で消費者から愛されている。食卓に上がる直前まで太陽光を浴びており、栄養価も抜群。昨年12月には、「夕張メロン」などとともに、国が地域ブランドとして手厚く保護する「地理的表示保護制度」(GI)に県内で初めて登録された。
JA稲敷江戸崎南瓜(かぼちゃ)部会によると、江戸崎かぼちゃは約50年前から栽培。現在、同部会には生産農家30軒が所属する。栽培面積は計約28・5ヘクタールという。加湿に弱いカボチャにとって排水性の高い火山灰層の土は最適だ。また、江戸崎地域は畜産が盛んなため、家畜の堆肥を利用した土作りが品質の高さを支えている。
中村利夫部会長は「厳格な検査体制や品質の管理など今までやってきたことが認められ、GIに登録されたことは素直にうれしい。生産者の高齢化が進んでいるので、今後は若い世代を育てて、活性化につなげたい」と話す。
◆主な意見
・よそのかぼちゃと違って少ない水で調理できる。江戸崎かぼちゃ特有のことだと思う(小1)
・魅力的な色!固さ!味!緑の皮がとても素敵。実のオレンジのなんと美しいこと。ゆでたり天ぷらにしたり、煮たりして程よく柔らかくなる固さ。すべてが最高でおいしい(中3)
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JA稲敷