県西
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
地域交流センター「豊田城」
【常総市】
- 「豊田城」で知られる市地域交流センター=常総市新石下
常総市新石下の市地域交流センターは、天守閣の形をした市の複合施設。高さは48・5メートル。「豊田城」の名でも知られ、常総市のランドマークとして、地域の人々に親しまれている。
同センターは1992年10月開館。中世から戦国時代にかけ、この地方を治めた豊田氏の居城にちなみ、合併前の当時の石下町が22億円を投じて建設した。豊田氏の豊田城に天守閣はなかったものの、シンボル的な施設を造ろうとのアイデアから模擬天守ができた。
建物内部には1100人収容のホールや図書室がある。天守閣の3階から6階は展示室になっている。展示室は石下町の歴史や地元ゆかりの歌人・長塚節を紹介するコーナーなどで、現在はリニューアルを控えて休館している。
市によると、改修工事は本年度から3カ年を予定し、既存展示品の電子データ化を行うほか、子育て世代の交流拠点として再整備する予定。
関東鉄道常総線石下駅から徒歩10分。(電)0297(42)0169。
◆主な意見
・「常総市ってどこ?」と聞かれたとき「お城があるところ」って言えるから(中2)
・水害のとき避難所になって多くの人の命を守ってくれたから(中3)
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常総市観光物産協会