人物
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童謡詩人・野口雨情と生家
【県北】
- 「観海亭」と呼ばれた野口雨情生家=北茨城市磯原町磯原
野口雨情は北茨城市出身の童謡詩人・民謡作詞家で、北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人といわれる。代表作は「七つの子」「赤い靴」「シャボン玉」「証城寺の狸囃子」などの童謡のほか、「磯原節」「須坂小唄」といった新民謡でも知られる。
磯原の海を望むように立つ雨情の生家は、かつて水戸徳川家藩主の御休息所で「観海亭」と呼称され「磯原御殿」ともいわれた名家。15歳で上京するまで自宅で過ごし、東京専門学校(現・早稲田大学)では小説家の坪内逍遥に師事していたこともある。北海道で新聞記者をしていた頃は歌人の石川啄木との交流があった。
63年の生涯の中で、二千余編の童謡を発表し、日本全国をはじめ、当時の樺太や朝鮮、満州、台湾に至るまで多くの地方民謡を作詞。北茨城の磯原の地を紹介した叙情歌「磯原節」は民謡愛好家によって歌い継がれており、JR磯原駅では発車メロディーに「七つの子」を採用している。
◆主な意見
・高齢者の方がどんな時も、どんな方も口ずさめる童謡の多くが野口雨情の作品。しゃぼんだま、七つの子、赤い靴、青い目の人形など。認知症で他のことは忘れていても、嬉しいと楽しんでくれる。他県人で雨情のことを詳しく知りませんでしたが笑顔に接しているうち、美しい日本の子供の歌(ドレミ出版)に選ばれた雨情を茨城の誇るべきと思うようになった。
・野口雨情の生家に学校の行事で行った。野口不二子さん(野口雨情の孫)から色々な話を聞ける。
【LINK】
北茨城市観光協会