県央
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春風萬里荘と笠間日動美術館
【県央】
- 北大路魯山人の旧宅を移築した「春風萬里荘」=笠間市下市毛
芸術家で美食家としても知られる北大路魯山人(ろさんじん)(1883~1959年)の旧宅を北鎌倉から移築した「春風萬里荘」、芸術文化の発信地「笠間日動美術館」は笠間市を代表する観光名所の一つ。それぞれ1972年、日動画廊(東京・銀座)の創立者である長谷川仁・林子夫妻が、先祖代々の墓がある笠間に私財を投じてオープンさせた。
春風萬里荘は魯山人が昭和初期から住んだ古民家で、母屋を同市下市毛に移築。本人が好んで用いた李白の漢詩の言葉「春風萬里」から名付けた。茶室「夢境庵」のほか、自然石を組み上げた暖炉、馬屋を改装した洋間、織部の陶板を張り込んだ浴室など、当時のままに残されている。
同美術館は同市笠間にあり、近代西洋、近現代日本の巨匠たちの名作など、約3千点を収蔵。企画展示館のほか、フランス美術を紹介する「フランス館」、巨匠らがパレットに描いた絵を展示する「パレット館」の計3館あり、館同士を移動する際には竹林や紅葉など四季の彩りを実感できる。
◆主な意見
・春風萬里荘(笠間日動美術館分館)は、北大路魯山人の住居を移築し開館。
・学芸員の対応が良い。丁寧な説明をしてくれた。有名画家の絵画を沢山観賞できる画家のパレットが多数展示されていて貴重。
【LINK】
笠間日動美術館