県央
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ジオパーク平磯白亜紀層
【県央】
- のこぎり歯状の平磯白亜紀層=ひたちなか市平磯町
ひたちなか市平磯町から磯崎町にかけての海岸で見られる中生代白亜紀の地層。約7500万年前の白亜紀後期の地層とされ、「那珂層群」とも総称される。約30~40度に傾いた岩礁が連なっている。
岩石は砂岩、泥岩、れき岩などから構成される。軟らかい部分が波に浸食され、硬い部分が残って鋭いのこぎり歯状になっているのが見ものだ。
地層からはアンモナイトやウニ、貝、サメなどの化石が発見されている。アンモナイトは、県内の中生代地層で初めての出土となった。また、通常の平巻きでなく巻き貝状が多く、異常巻きアンモナイトの群生地としても有名だ。2002年には関東で初めて翼竜の化石が見つかり、「ヒタチナカリュウ」と命名された。1957年には県の天然記念物に指定された。
春から夏にかけては磯遊びの場として家族連れでにぎわう。
◆主な意見
・地表に現れている貴重な眺め。
・アンモナイトなどが発見されている珍しい海岸。
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茨城県教育委員会