県央

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那珂湊おさかな市場

【県央】

年末には正月の食材を買い求める人でごった返す那珂湊おさかな市場=ひたちなか市湊本町
年末には正月の食材を買い求める人でごった返す那珂湊おさかな市場=ひたちなか市湊本町

 那珂湊おさかな市場は日本有数の沿岸・沖合遠洋漁業の基地である那珂湊漁港に隣接し、同漁港などで水揚げされた新鮮な魚介類が手頃な価格で手に入る。水産物の販売店に魚や貝、カニなどが所狭しと並び、従業員の威勢のいい声が響いて活気にあふれている。すし店や海鮮料理の店も並びにぎわいを見せている。

 特に、毎年末の時期は正月の食材を買い求める人たちが遠方から押し寄せ、1年で最もにぎわう年の瀬の風物詩となっている。

 2011年3月に発生した東日本大震災の津波で各店が浸水被害に遭い、さらに東京電力福島第1原発事故による風評被害にも苦しんだが、約2カ月後には営業を再開した。

 一方で、北関東自動車道全線開通(同年3月)により群馬、栃木などからのアクセスが向上し、国営ひたち海浜公園と連動した観光コースの定着などで、春と秋の行楽シーズンの人出も増えている。

 現在、県内外から訪れる利用者は、年間約100万人に上るという。


◆主な意見
・東日本大震災時、4メートルほどの津波被害を受け壊滅状態になってしまったにもかかわらず再建し、新鮮な魚介類をリーズナブルな価格で販売している。震災後わずか50日で営業再開したのは茨城県民の強さだと思う
・新鮮な魚が手ごろな値段で購入でき、さらに併設されたレストランでおいしい食事ができる。干物や煮物にして、その日からしばらくは魚づくしとなるが大満足

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