県央
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水戸芸術館
【県央】
- 水戸芸術館のシンボルである高さ100メートルの塔=水戸市五軒町
水戸芸術館は1990年、水戸市五軒町に開設された美術ギャラリーとコンサートホール、劇場からなる現代芸術の複合文化施設である。水戸市制100周年を記念して建てられた高さ100メートルの塔がそびえ、ACM劇場とコンサートホールATM、現代美術ギャラリーが配置されている。
建築家の磯崎新さんが設計した。開館以来、音楽や演劇、美術の各分野で自主企画による事業を行い、国内外で活躍するアーティストの多彩な催しを紹介するなど、地域の文化活動の拠点としても機能している。
「水戸室内管弦楽団」は水戸芸術館の専属楽団。音楽評論家で初代館長の吉田秀和さん(故人)の提唱で誕生した。現在は、日本を代表する音楽家で、2代目の館長を務める小澤征爾さんが総監督、指揮者として運営に当たっている。
同楽団は96年から活動の舞台を水戸以外にも広げた。日本各地で演奏会を開くほか、98年には初の欧州公演で五つの都市を回った。各演奏会で観客から圧倒的な賞賛を得ている。
◆主な意見
・世界的に有名な音楽家の集まり。音の発信源である水戸芸術館から、茨城の音と美術は生まれ、県内がより明るくなる。
・芸術館に通える、ということは何物にも代えがたい喜びである。水戸芸術館の産みの親、故佐川市長の英断にも改めて敬意を表したい。
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水戸芸術館