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笠間焼
【笠間市】
- 笠間焼の作品が豊富に並び多くの人でにぎわう「笠間の陶炎祭」=笠間市笠間
笠間市の「笠間焼」は国の伝統工芸品で、歴史は江戸時代にまでさかのぼる。市内では毎年、ゴールデンウイーク(GW)に合わせて笠間焼の祭典「笠間の陶炎祭(ひまつり)」を開催。趣向の異なる作品がずらりと並び、県内外から多くの人が訪れる。
江戸時代、久野半右衛門(はんうえもん)が現在の同市箱田で始めた焼き物が徐々に広がり、陶器の産地として確立されていった。1950年に設置された県窯業指導所(現笠間陶芸大学校)では原料の研究や陶工の育成などが行われ、笠間焼の評価を高めてきた。
陶炎祭は笠間焼協同組合主催で今年35回目を迎え、同市笠間の笠間芸術の森公園で約200の窯元や陶芸家が笠間焼を展示販売。7日間で過去最多の55万7千人もの人が来場した。これはGW期間の県内行楽地の人出でトップだった。
秋の恒例イベント「笠間浪漫(ろまん)」も笠間焼が展示販売され、人気を集める。また、市内には作品を展示するギャラリーや窯元などが点在し、笠間は陶芸のまちとしてにぎわう。
◆主な意見
・洋食器が多く、笠間焼が忘れられている。笠間焼の良さを受け継いでいきたい(小6)
・江戸時代から受け継がれて来たもの。さらに受け継いで伝えたい(中1)
【LINK】
笠間焼協同組合