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現代茨城作家美術展と茨城県芸術祭
【全県】
- 茨城県ゆかりの作家の秀作を集めた現代茨城作家美術展=水戸市千波町の県近代美術館
現代茨城作家美術展は、茨城県美術展覧会(能島征二会長)の委員を中心に、県内外で活躍する茨城ゆかりの作家の秀作を一堂に集めた試みで、1999年から隔年で開催されている。
出品作家は会派を超えた100人。重鎮作家では、彫刻家で日本芸術院会員の能島さん(水戸市)、洋画家で同じく日本芸術院会員の山本文彦さん(牛久市)、漆芸家で重要無形文化財保持者(人間国宝)の大西勲さん(筑西市)らが名を連ね、第9回展からは、書家の故浅香鉄心氏に師事した星弘道さん(東京都)が加わった。
茨城県芸術祭は、県民文化センター(水戸市千波町)が66年に完成したのを機に、同年秋にスタートした本県最大の文化の祭典。県民の優れた芸術活動の成果を発表・展示し、鑑賞の機会を幅広く提供。地方文化を継承する役割も果たす。前出の茨城県美術展覧会は、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書、写真、デザインの7科目で構成され、茨城県芸術祭の中核として美術部門の運営を担う。
◆主な意見
・現代茨城作家美術展は、県在住の県央で活躍する作家の大作を一同に会するこの展覧会は貴重であり作家100名の水準の高い作品をまとめて観賞できる。
・茨城県芸術祭美術展覧会は、茨城県の文化の一層の振興を図るため県民の優れた芸術活動の成果を発表展示し、広く県民に鑑賞する機会を提供する、身近で親しみのある展覧会である。