県南

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納豆

【全県】

健康食品として親しまれている納豆
健康食品として親しまれている納豆

 「畑の肉」とも呼ばれる大豆を、納豆菌で発酵させた伝統食品。老化などを防ぐポリアミンが豊富なほか、ビタミンやグルタミン酸も多く含み、健康食品としても親しまれている。特に水戸市では、納豆をわらに詰めた「わらつと納豆」が土産品として高い人気を誇る。

 納豆は1083年、源義家が奥州遠征に向かう途中、水戸市内の屋敷に泊まった際に、わらに包まれた馬の食べ残した煮豆を試食したことから食べられ始めたと伝えられている。明治期には業者が製造販売を開始。駅売りが始まると、「水戸納豆」として全国的に知られるようになった。

 現在、県内では約20社が納豆を製造し、県納豆商工業協同組合を組織。水戸駅前には高さ約2メートルのわらつと納豆の像が設置されるなど、シンボル的な存在として定着している。主流の小粒納豆に加え、近年では大粒大豆や黒豆などを原料にした商品のほか、糸引きの少ない商品なども開発されている。


◆主な意見
・納豆踊りはもっと注目を浴びるべき。見てみたい。わら納豆を持ち「ねばれ、ねばれ」と踊るなんて茨城らしすぎて素晴らしい。広まってほしい。
・わら納豆は作る人も含め茨城の宝。手間暇かかった茨城のわら納豆が有名になってほしい。知ってほしい。

【LINK】
茨城県納豆商工業協同組合(だるま食品内)