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牛久大仏

【牛久市】

全長120メートルを誇る牛久大仏=牛久市久野町
全長120メートルを誇る牛久大仏=牛久市久野町

 全長120メートルの大仏さま。初めて目にすれば、その威容に誰しも「おぉ」と見上げてしまう。ブロンズ製の立像としては世界一の高さを誇り、ギネスブックにも登録された。

 120メートルは阿弥陀(あみだ)仏の光明を12の功徳に分けてたたえる「十二光」にちなむ。顔の長さだけで20メートルあり、重さは4千トンにもなる。

 大仏は浄土真宗東本願寺の霊園に立つ。完成したのは1992年11月。内部は5階建てで、地上85メートルの展望台からは東西南北が見渡せる。大仏の足元には約1ヘクタールの花畑が広がり、リスやウサギと触れ合える小動物公園もある。

 恒例となったお盆の追悼法要「万燈会(まんとうえ)」は、並べられた数千個の灯籠に灯がともり、訪れた人が手を合わせて先祖に思いをはせる。

 近年話題を呼んだのは、12月31日夜から三が日まで行われる「修正会」。新年のカウントダウンに合わせ、大仏がサーチライトや色とりどりの光に照らされる。新年を迎えると花火が一斉に打ち上がり、その迫力は見る者を圧倒する。


◆主な意見
・見ていると心が落ち着く。車の中から大仏が見えると、「あっ大仏だ」と見えなくなるまでずっと見てしまう(小4)
・大仏の中から東京スカイツリーが見える。良い景色。ウサギやリス、モルモットと触れ合える(小4)

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