県南
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石岡のおまつり
【石岡市】
- 石岡のおまつりの勇壮な山車や幌獅子=石岡市
常陸国総社宮の例大祭「石岡のおまつり」は、川越氷川祭(埼玉県)、佐原の大祭(千葉県)と並び関東三大祭りの一つに数えられる。毎年9月15日の例祭に合わせ、それに近い3日間にわたり開催される。創建千年を誇る総社宮の最も重要な祭りで、近世以降さまざまな要素が加わり、今日まで発展してきた。
延享年間(1744~47年)に奉納相撲が始まり、江戸時代後期から明治時代前半には、大獅子など勇壮な風流物が街中を練り歩き、その後、富裕な商人層が贅(ぜい)を凝らした豪華絢爛(けんらん)な山車が出るなど、現在の形がほぼ固まった。
期間中は、総社宮を中心に石岡市中心市街地が祭り一色となり、毎年40万人を超える人出でにぎわう。
初日は「神幸祭」で、総社宮本殿から祭神の分霊が大みこしによって、年番町に設けられた仮殿に向かう。中日は「奉祝祭」で、境内で奉納相撲や神楽奉納、石岡駅前通りで幌獅子や山車の大行列が行われる。最終日「還幸祭」は分霊が本殿に戻る。
◆主な意見
・総社宮がないと、石岡のおまつりがなくなっちゃう(小4)
・その三日間だけみんなが楽しくなる特別な日だから(中1)
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石岡市観光協会