県南
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
シルバーリハビリ体操
【全県】
- シルバーリハビリ体操指導士の養成講習会の受講者たち=水戸市笠原町
シルバーリハビリ体操は、高齢者が要介護状態に陥ることなく、より長く健康で生き生きと生活を送れるよう、県立健康プラザの大田仁史管理者が考案した。関節の運動範囲を維持・拡大するとともに筋肉を伸ばすことを主眼としている。
道具を使わず、いつでもどこでも1人でできるのが特徴。立ったり、座ったりといった日常生活に必要な動作の訓練となる「いきいきヘルス体操」と、筋力を付けたり柔軟性を高めたりする「いきいきヘルスいっぱつ体操」で構成される。
県は健康寿命を延ばすため、この体操の普及に努め、体操を指導する人材の育成を進めている。体操指導士は1~3級まであり、3級は地域活動で自ら教室を実践し、2級はその地域活動のリーダーを担い、1級は3級を養成するインストラクターとなっている。
2016年6月までに約7400人の指導士が誕生。15年度は3万8千回の体操教室が開かれ、延べ58万人が参加。今後、17年度末までに指導士1万人の養成を目指している。
◆主な意見
・高齢化が進み、認知症予防や健康寿命を延命し元気に過ごしていくためにこの体操が続いてくこと、指導士が増えていくことを願う。茨城の宝として広げてほしい
【LINK】
茨城県立健康プラザ