竜神大吊橋

【常陸太田市】

常陸太田市を代表する観光スポットの竜神大吊橋＝常陸太田市天下野町

　年間約２０万人が訪れる常陸太田市を代表する観光スポット。長さ３７５メートルの歩行者専用としては日本最大級のつり橋で、Ｖ字形の渓谷が美しい竜神峡に架かる。つり橋下の竜神ダム湖面からの高さが１００メートルあり、周囲に広がる四季折々の雄大な景色を一望できる。橋を渡ると「木精（もり）の鐘」と名付けられた組み鐘施設があり、３種類の音色を響かせる。

　つり橋から跳ぶバンジージャンプは国内一の高さを誇り、そのスリルと迫力が若者に人気。つり橋を見上げながらダム湖を進んでいくカヌー体験は、流れが緩やかなため初心者でも気軽に楽しめる。

　新緑の渓谷を渡る風に乗って約千匹のこいのぼりが泳ぐ「鯉のぼりまつり」や、約５００個の灯籠などの明かりが夏の夕べを彩る「灯ろうまつり」、常陸秋そばの新そばと、赤や黄色に色付いた山並みを満喫できる「紅葉まつり」など、季節ごとに開かれる多彩なイベントも魅力。問い合わせは市観光振興課（電）０２９４（７２）８０７１。


◆主な意見
・日本一の高さのバンジージャンプがある。自然いっぱい。橋からの眺めがきれい（小6）
・過疎化が進む中、多くのメディアに紹介され、わずかな地域活性化に貢献しているから（中3）

【ＬＩＮＫ】
常陸太田市観光物産協会