県北

【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。

久慈川と流域の自然

【常陸大宮市】

緑の山々と清らかな流れは日本の原風景
緑の山々と清らかな流れは日本の原風景

 久慈川は本県と福島県にまたがる八溝山の北側斜面を源として、八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、本県は大子町、常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぐ1級河川だ。

 県北ジオパーク(大地の公園)の一つ、大宮段丘ジオサイトは関東平野と阿武隈山地との境界に位置。辰ノ口展望台からは、山地から丘陵地、平地、広がる水田といった流域の地形が一望できる。

 河川敷にはレジャースポットも多く、四季折々の自然を楽しみ、カヌーなどアウトドアに親しむ施設が整備されている。今春、常陸大宮市岩崎の国道118号沿いに、道の駅常陸大宮・かわプラザがオープン。好天には家族連れが河川敷で遊ぶ姿も見られる。

 初夏から秋にかけては、日本有数のアユの釣り場として知られ、多くの釣り人が訪れる。流れが急で水がきれいな川は、良いコケができるため、これを食べて成長するアユは、顔つきも鋭く、ほかと比べると、うまさが違うといわれる。


◆主な意見
・昔は「暴れ川」と呼ばれたけど、橋の上を自転車で走るととても気持ちいい(小4)
・久慈川のアユはとてもおいしい。漁獲量は全国トップクラス(中2)

【LINK】
常陸大宮市観光協会