県北
【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。
袋田の滝
【大子町】
- 日本三名瀑の一つで4段に流れる美しい滝=大子町袋田
日本三名瀑(めいばく)の一つで、国の名勝に指定され、本県の代表的な観光スポット。高さ120メートル、幅73メートルで大岩壁を4段に落下するためか、あるいは西行法師が「四季に1度ずつ来ないと、真の風趣は味わえない」と絶賛したためか、「四度(よど)の滝」とも呼ばれる。
約1500万年前、海底火山が爆発。噴出物が冷やされ断崖ができ、久慈川の支流、滝川が流れ落ちる。地質学的にも貴重であり、県北ジオパークのジオサイトの一つでもある。
水量が少なければ細い白糸のように、多ければ水しぶきを上げた迫力ある滝にと、さまざまな表情を見せる。春は木々の緑と清らかな水音が織りなすハーモニー、夏はダイナミックな水しぶきとその勢いで描かれる虹、秋は紅葉が渓谷を飾り、冬は神秘的に凍結することもある。近年、「恋人の聖地」にも選ばれ、若いカップルの姿も目立ってきた。
見学には300円(子どもは150円)が必要。町観光協会(電)0295(72)0285。
◆主な意見
・とてもきれいな滝。凍ったり、ライトアップしたりして袋田の人を元気にしてくれている感じ(小5)
・全国的に有名で観光客も多い。滝丸くんというキャラクターも出た。大子町といえば「袋田の滝の滝丸くん!」となればいい。「四度の滝」というぐらいどの季節も楽しめる(中3)
【LINK】
大子町観光協会