歴史・史跡

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板橋不動尊

【つくばみらい市】

板橋不動尊の本堂と三重塔=つくばみらい市板橋
板橋不動尊の本堂と三重塔=つくばみらい市板橋

 「板橋のお不動さん」の呼び名で親しまれる板橋不動尊は関東屈指の名刹(めいさつ)。関東三大不動尊の一つといわれ、1988年に創設された北関東三十六不動尊霊場にもなっている。初詣はもちろん、赤ちゃんの初参りや七五三参り、毎月28日の縁日護摩祈祷(きとう)と、多くの参詣者が訪れている。

 正式名称は清安山不動院願成寺。真言宗豊山派に属する寺院で、今からおよそ1200年前、弘法大師空海が開山したとされる。御本尊の不動明王は国指定重要文化財。空海が自ら彫刻したと伝わる。

 本堂、三重塔、楼門の三つの建築物は県指定有形文化財。建立はいずれも江戸時代中期。本堂は二重屋根の豪壮な造り。三重塔は極彩色の彫刻が特徴だ。5年前に改修工事を終えた楼門には、力強い姿の仁王像が安置されている。寺は安産祈願としても有名。楼門の裏手には安産守護犬が祭られている。

 つくばみらい市板橋2370。常磐自動車道谷和原インターから車で10分。(電)0297(58)1014。


◆主な意見
・関東三大不動尊の一つで、歴史が深いから(小6)
・市内には文化的な建物が少ない中、日本文化を感じさせてくれる。小さいころから参詣しているから(中3)

【LINK】
つくばみらい市観光協会