歴史・史跡
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平将門
【県西】
- 勇壮な武者行列が市街地を練り歩く「岩井将門まつり」=2013年11月10日、坂東市岩井
朝廷の反逆者とされる一方、騎馬隊と日本刀を用いて武士の時代を切り開いたともされる平将門(?~940年)。鉄製の農具を開発して農民と開墾に励んだともいわれ、坂東市やその周辺には今も将門を慕う市民が少なくない。
同市には、将門ゆかりの史跡が多く残る。将門の三女・如蔵尼の建立とされる国王神社(同市岩井)は、将門座像がご神体(県指定文化財)。軍事拠点の島広山(同市岩井)、将門の胴塚がある延命院(同市神田山)などは「坂東市ふるさとガイドの会」の案内で巡ることもできる(要予約)。
1972年に始まった「岩井将門まつり」は、毎年11月開催。国王神社で戦勝祈願、中心市街地で弓道演舞が行われ、県無形文化財の神田ばやしとともに100人を超える武者行列は壮観だ。「いわい将門ハーフマラソン」は27部門で同時開催され、参加者も増えている。「将門せんべい」「将門漬」「将門そば」など特産品もある。
問い合わせは市観光協会(電)0297(20)8666。
◆主な意見
・今から1000年あまり前、自ら「新皇」と称し民衆とともに生きた英雄と言われる。市内の国王神社に祭られている。
・授業で平将門を詳しく知り伝記も読み、とても強くて坂東市の誇りだなと思った。
【LINK】
坂東市観光協会