歴史・史跡
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亀城公園
【県南】
- 亀城公園の「顔」である櫓門=土浦市中央
土浦市中心部にある亀城(きじょう)公園は、市を代表する歴史的シンボルであり、憩いの場としても多くの市民に親しまれている。
かつての土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した公園。土浦城の起源は明らかではいないが、豪族小田氏に属した若泉三郎が室町時代の永享年間(1429~40年)に館を築いたのが始まりとされる。徳川家康の関東移封後は、次男の結城秀康に与えられた。その後、変遷を経て、土屋氏が長く世襲し、明治維新に至った。
堀に囲まれた城の姿が、水に浮かぶ亀に見えたことから、亀城と呼ばれる。櫓門(やぐらもん)は江戸時代前期の建築。県指定文化財で、城郭建築の遺構としては関東唯一という。
毎年春に開かれる「土浦桜まつり」の会場としても知られる。城跡と桜の風情を求め、多くの花見客でにぎわう。桜の季節が終わると、JR土浦駅前から目抜き通りを経て、公園までこいのぼりが飾られる。堀の上を何百匹も泳ぐ姿は圧巻だ。
◆主な意見
・土浦が城下町であった証拠。家族や友人との思い出が詰まった所。
・室町時代に築かれた土浦城址で櫓門は現存する物では関東唯一。その他お堀や椎の木など、昔を偲ばせる当時の風情を今に伝えている。
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土浦市観光協会