サイエンスシティーつくば～宇宙・生命・ロボット

【県南】

世界的な科学技術の拠点として成長する筑波研究学園都市＝つくば市

　つくば市の筑波研究学園都市は、産業技術総合研究所や筑波大など約３００に及ぶ研究機関や事業所などが立地、国内外の約２万人の研究者が集まる日本最大の科学都市だ。

　国家プロジェクトとして１９６３年の閣議了解によって建設が始まり、８０年までに研究機関・大学の移転はほぼ終了した。８５年には国際科学技術博覧会（科学万博）が開かれ、２千万人を超す来場者が先進科学技術を体感した。２０１６年５月には「Ｇ７茨城・つくば科学技術大臣会合」が行われた。

　この間、市と県内の一部地域が１１年１２月、世界を視野に入れた新しい産業の創出を目指す「国際戦略総合特区」に指定された。つくば国際戦略総合特区では、次世代がん治療の開発や生活支援ロボットの実用化など、先進的なプロジェクトが数多く進んでいる。

　宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）筑波宇宙センターは日本の宇宙技術開発の中枢を担い人工衛星の開発、宇宙飛行士養成などを行っている。


◆主な意見
・ノーベル賞も生まれる研究機関の集積をいかした世界的な科学技術の拠点都市。
・宇宙飛行士の養成、人工衛星の開発試験等、宇宙開発技術が集まっている。
・ロボット実験特区として国に公認された研究所。

【ＬＩＮＫ】
つくば観光コンベンション協会