伝統

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下館祇園まつり

【筑西市】

大神輿が勇壮に練り歩く下館祇園まつり=筑西市丙
大神輿が勇壮に練り歩く下館祇園まつり=筑西市丙

 筑西市最大の祭りで、市内外から大勢の人出でにぎわう下館祇園まつり(羽黒神社夏季大祭)。「明治神輿(みこし)」「平成神輿」「女子神輿」の大神輿3基をはじめとした神輿三十数基が、毎年7月最終木曜から4日間、同市甲(大町)の羽黒神社を起点に下館駅前通りなどを練り歩く。

 最終日の早朝、市内を流れる五行(勤行)川で行われる祭りのクライマックスが「川渡御」。各町内を巡って集めた厄を、川の中で神輿をもむことで流し清める神事で、勇壮な担ぎ手の姿と舞う水しぶきが観衆を魅了する。

 重さ1トンある明治神輿は1895年、日清戦争の戦勝祝いに造られ、胴に日章旗と軍艦旗の彫刻が施されているのが特徴。平成神輿は重さ2トン。明治神輿の老朽化に伴い1992年に造られ、毎年担ぎ出される神輿としては日本最重量を誇る。女子神輿は77年に造られ、女性だけで担ぐ。

 3基の大神輿は普段、しもだて地域交流センターアルテリオ1階に常時展示されている。


◆主な意見
・明治に作られた明治神輿と平成につくられた平成神輿は重さが2㌧もある日本一の神輿だから(小1)
・1年で一番盛り上がる行事。みんなで力を合わせて神輿を担いだりして人と人とのつながりが深まるから(小6)

【LINK】
筑西市観光協会