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土浦全国花火競技大会

【土浦市】

秋の夜空を彩るワイドスターマイン(2014年10月4日撮影)=土浦市
秋の夜空を彩るワイドスターマイン(2014年10月4日撮影)=土浦市

 「土浦全国花火競技大会」は、土浦市が全国に誇る一大イベント。全国の花火師が日本一を懸けて腕を競い合う。「大曲の花火」(秋田県大仙市)や、「長岡まつり大花火大会」(新潟県長岡市)とともに、日本三大花火大会の一つに数えられる。

 花火大会の発祥は1925(大正14)年。第1次世界大戦や関東大震災後の不況下で人々の心が沈んでいたとき、土浦市文京町にあった神龍寺の秋元梅峯住職が「華やかな花火で都会の客を呼び込み街を活気づけよう」と大会開催を発案。戦争などで亡くなった人たちの慰霊も込めた。

 10月第1土曜日に行われ、会場は通称・土浦学園線が桜川に架かる大橋付近。見物客は実行委発表で70万~80万人。60前後の業者が出品し、約2万発を打ち上げる。スターマイン、10号玉、創造花火が、澄んだ秋の夜空を焦がす。目玉の一つが大会提供の「ワイドスターマイン土浦花火づくし」。その壮大な迫力に圧倒され、しばし言葉を失うほどだ。市商工観光課(電)029(826)1111。


◆主な意見
・花火が戦争で亡くなった人たちに「土浦は元気なまちになってますよ」と言う花火大会です(小1)
・日本三大花火大会に数えられ、80年以上の歴史がある。そんな花火大会が自分の住む地域で行われることは誇りだ(中3)

【LINK】
土浦市観光協会