観光・特産品

【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。

大洗の海

【大洗町】

大洗海岸の神磯鳥居=大洗町磯浜町
大洗海岸の神磯鳥居=大洗町磯浜町

 県内外から多くの海水浴客を集めるだけでなく、豊かな海の幸が水揚げされ、陸には大洗磯前神社が海の安寧(あんねい)を祈るように立つ。大型フェリーが行き交い、周辺の大型商業施設は県内屈指の観光スポットとなっている。東日本大震災では津波被害に見舞われた。海は時に牙をむく。それでも、大洗は海と共に生き、海と共に歩む町だ。

 大洗海岸は「日本の渚100選」に選ばれている。水戸藩2代藩主・徳川光圀もその景観を「荒磯の 岩にくだけて散る月を 一つになして かえる波かな」と詠んだとされる。

 大洗海岸の岩礁に立つ「神磯鳥居」は勇壮な姿が人気で、初日の出の名所としても知られる。元日には町民らで構成する「磯囃子会」が海に向かって太鼓を演奏する勇壮な風景とともに、水平線から昇る初日の出を見ることができる。

 東日本大震災を受け、町が鳥居の目の前に広さ約50平方メートルのデッキを整備。普段は展望台だが、津波の際の避難や岩場への避難呼び掛けにも利用される。


◆主な意見
・大洗町にたくさんいる漁師さんの仕事場。シラスが人気。「かあちゃんの店」も大好き(小6)
・大洗に一つだけの海は世界に一つだけの海でもある。未来にしっかり残していきたい(中2)

【LINK】
大洗観光協会