県央

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ガルパンの舞台・大洗

【県央】

ガルパンの舞台となった大洗町には週末を中心に大勢のファンが訪れる
ガルパンの舞台となった大洗町には週末を中心に大勢のファンが訪れる

 大洗町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」。2013年の放送以来、多くのファンが「聖地巡礼」と称して同町を訪れている。

 町内の商店街は、曲がり松商店街(磯浜町)を中心に08年から各商店が100円の品を提供する「100円商店街」を実施し、商店街の活性化を図ってきた。ガルパンの放送開始後はキャラクターの誕生日会など連動した企画を繰り広げ、イベント開催時は平日でも約300人のファンが訪れる。

 商店街を歩くと、アニメの登場人物の等身大パネルが目につく。アニメファンが集う商店内には、ファンが持ち寄った缶バッチやフィギュアなどが所狭しと並べられている。

 町のシンボルタワー「大洗マリンタワー」(港中央)には15年、ガルパンにちなんだ喫茶店がオープンし、休日は多くのファンでにぎわう。また、ガルパンの登場人物と町の風景が描かれた大洗観光記念スタンプを手に入れようと、スタンプ台が設けられた大洗鹿島線「大洗駅」など町内5カ所を巡るファンも多い。


◆主な意見
・茨城が舞台になったコンテンツツーリズムの成功事例であの東日本大震災からの風評からの速い立ち直りと茨城にも観光客が来る、そしてこんなに多くの若者のファンが一緒になって町興しに動いてくれているのだという希望などを与えてくれたことを大切にしたい。
・人気最下位県の茨城で数少ない、頑張っている組のひとつ。アニメ人気に甘える事なく、その土地の良さをアピールしてリピーターを増やした事はアニメによる町興しでは稀有な好例といって良いと思う。

【LINK】
大洗観光協会