県北

【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。

花貫渓谷と花園渓谷

【県北】

高萩市を代表する紅葉のメインスポット「花貫渓谷」
高萩市を代表する紅葉のメインスポット「花貫渓谷」

 北茨城市、高萩市、日立市などにまたがる自然公園の中に位置する渓谷。公園内の多賀山地は花園川、大北川、花貫川が深い峡谷をつくっている。

 花貫渓谷は花貫川が山地の地表を浸食して出来上がったもので、高萩市を代表する新緑、紅葉のメインスポット。渓谷に向かう途中に見える花貫ダムは「海が見えるダム」として有名で、近くには憧憬の滝、不動滝、名馬里ケ淵(なめりがふち)と美しい景観が続く。大正時代に建設された水路橋は、通称めがね橋と呼ばれる国の登録有形文化財。渓谷に架かる約60メートルの汐見滝吊り橋は川沿いに生い茂る木々がつり橋を包み込むように紅葉のトンネルをつくり出す。キャンプ場やハイキングコースも整備されている。

 一方、花園川上流一帯の渓谷が花園渓谷。その奥には自然林に囲まれた猿ケ城(さるがじょう)渓谷があり、花園神社奥の院への入り口には落差約60メートルの七ツ滝、さらに付近にはシャクナゲが群生し、水沼ダムではヘラブナ釣りなども楽しめる。


◆主な意見
・東京から120分の首都圏にありながら、自然豊かな高萩市。豊かな自然の象徴の花貫渓谷は、県立自然公園に指定される素晴らしい場所。紅葉時期には多くの観光客が来るが、新緑や冬の雪景色も見物。手つかずの自然の美しさが際立っている。
・花園渓谷は北茨城市を代表する渓谷の美しい所。広葉樹に紅葉が交わりいろどる風景は残しておきたい。

【LINK】
北茨城市観光協会 高萩市観光協会