歴史・史跡

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茨城の古墳

【県央】

石室内に色鮮やかな彩色壁画が残る虎塚古墳の内部=ひたちなか市中根
石室内に色鮮やかな彩色壁画が残る虎塚古墳の内部=ひたちなか市中根

 古墳は3世紀後半から7世紀にかけて造られた古代の墓である。県内では石岡市の舟塚山古墳、次いで常陸太田市の梵天山(ぼんてんやま)古墳が大きい。ひたちなか市中根の虎塚古墳は色鮮やかな彩色壁画が石室内に残されている。

 虎塚古墳は1973年9月に装飾壁画が発見され、翌年、国の史跡に指定。壁画は円形、三角形、環形の幾何学文様や、大刀、槍(やり)、矛、盾などの武器武具類をベンガラという赤色顔料で描いている。毎年春秋の2回、一般公開される。

 石岡市北根本の舟塚山古墳は、関東地方では太田天神山古墳(群馬県太田市)に次いで2番目の規模。築造は5世紀後半ごろで、墳丘の全長は186メートルに及び、大豪族の首長墓であるとみられている。

 そのほか、水戸市元吉田町の吉田古墳は、八角形の変形古墳であることが2010年に判明。ひたちなか市の十五郎穴横穴群では、奈良市の正倉院に納められている宝物と似た刀子(とうす)が見つかり、中央との関係が深い人物が埋葬された可能性が指摘されている。


◆主な意見
・虎塚古墳は、ベンガラが鮮やかな幾何学模様が描かれており見た目にも美しい石室を有するわが県を代表する文化的な宝である。
・舟塚山古墳は全長186mの前方後円墳で、茨城県で一番、東日本で第二位の大きさ。

【LINK】
茨城県教育委員会