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【市町村名】は市町村枠、それ以外は全県枠として選ばれた項目です。

茨城の酒蔵と地酒

【全県】

杜氏(とうじ)や蔵人が丹精込め、地酒が出来上がる
杜氏(とうじ)や蔵人が丹精込め、地酒が出来上がる

 豊かな土壌、清らかな河川に育まれた本県で盛んな酒造り。関東各都県で最多の46酒蔵(2016年10月現在)が久慈川、那珂川、筑波山、鬼怒川、利根川の5水系を生かし、伝統の味を守り続けている。

 日本酒の品評会で上位入賞を続けるほか、海外のレストランで提供されるなど輸出も増えている。

 水とともに日本酒の命といえる酒米。県がオリジナル品種「ひたち錦」を開発した。粒が大きく、麹(こうじ)が繁殖しやすく、雑味を生むタンパク質が少ないなど、酒米に適しており、多くの酒蔵が使用する。

 ひたち錦と酵母、水だけを使い、それぞれの蔵元が技と個性を競い合う日本酒「ピュア茨城」は、県内外で高い支持を集める。

 近年、外国人に「国酒」としてアピール。自治体では、地元の清酒による乾杯を奨励する「乾杯条例」を制定する動きも広がる。

 茨城の地酒の味は-「付き合うほどに良さが分かる。茨城の県民性が表れている」。そんな声も聞かれる。


◆主な意見
・大自然の恵みと豊かな水系の元、46もの酒蔵がありおいしい酒造りに真摯に取り組んでいる。知名度をもっと向上させていただきたい。

【LINK】
茨城県酒造組合